相続した土地を7人の共有名義にしてしまった???

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カテゴリー: 相続コンサルタントの吉田隆


母親が亡くなり、子供7人が法定相続人だったので、7人の共有名義にして土地を登記してしまいました。

毎年の固定資産税が21万円でしたので、一人3万円づつ負担して何年も固定資産税を払い続けていました。

しかしあまりに長い年月固定資産税を払い続けていましたので、固定資産税を負担したくないと2人の相続人から申し出が、固定資産税を支払いしている長男にありました。

その内1人は相続は放棄するから固定資産税は負担しないと言い出しました。

長男は後期高齢者でなにをするにも面倒くさがり、何も対策を取りませんでした。

その内兄弟で一番若い末の妹に土地を売却するように兄弟達から依頼がありました。

いくらで売れるか査定を依頼されましたので、坪単価2.5万円で700坪ですので、1,750万円で売れますとご報告いたしました。

相続人一人当たり250万円の取り分になります。

相続人の中にはそんなに安いのでは、まだ売るのは早いのではないかという意見も出てきました。

このように相続が発生した時に、よく検討しないで相続人全員の共有名義で登記してしまいますと、売りたい人と売りたくない人に意見が分かれ、売却のタイミングがずれたり、売却できなかったりします。

また相続放棄は相続発生後3ケ月以内ですから、何年もたってからの相続放棄は難しいです。

相続が発生しましたら法定相続人同士よく話し合って、なるべく1人の名義で登記して、不動産を売却しやすいようにすることをお勧めいたします。・