道路に接していない土地を相続された人が、その土地を売りたいとご相談に来られました。
道路に接していませんと家を建てられませんので、道路に接するように隣地の一部を買い上げればいいのですが、隣地の所有者は今の状態では古い家がありますので売れませんと言われます。
そこで道路までの通路になる土地の価格と、相続した土地の一部の価格が同じになるように、等価交換することをお勧めしました。
その通路になる土地の一部の上に古い家がありますが、近い将来に解体するように考えられていましたので、古い家を解体した時点で相続した土地に家を建てられるようになります。
等価交換まで相当時間がかかりましたが、相続で手に入れられ土地の価値を大きく上げることが出来ました。