自宅で最期を迎えたい!

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カテゴリー: 仙台の不動産コンサルタント 吉田隆


人生の終わりを病院で、管だらけや人工呼吸器をつけて無意識のまま迎えたくないと考えています。

いろいろ趣味がありますので、どこかで何もかにも嫌にならない限り、生涯現役で暮らしたいと考えていました。

しかしだんだん足腰が弱り、歩けなくなると車いすのお世話にはなるかもしれません。

母や父の介護で車いすを使ってやっと気が付いたことがあります。

自宅では車いすでの生活ができないと言うことです。

 

病院や老人ホームで使用する車いすは大きくて同じ大きさの車いすでは、家の廊下やお風呂やトイレに使用できないのです。

特にトイレには一日に何回も行くようになりますので、車いすでトイレに行ってトイレの手すりにつかまって便座に移動できないと、人の手を借りることになります。

廊下には車いすを使用する前に、自分で伝わり歩きをするための手すりが必要になります。

そして手すりで伝わり歩きが出来なくなった後に、車いすを使用するようになります。

そうしますと廊下には両側に手すりを付けて、尚且つ車いすを動かせる幅が必要になります。

同じようにお風呂にも行けるようにしなければなりませんし、トイレにも行けるようにしなければなりません。

 

自宅を設計した時には、部屋を何室にするかとか、収納スペースを確保したいとか、風通しをよくしたいとか、駐車場は何台分確保したいとかを考えて決めてしまいました。

ところが車いすの生活が始まる場合の考えがまったく入っていませんでしたので、駐車場から玄関まで車いすで行けるようにするとか、家の中での車いすの動線は全くゼロでした。

初めて家を建てる時に終の棲家になるように設計しますと、たぶん住宅ローンは払えなかったと思います。

今から改修工事をしますと大変なお金がかかりますので、子供たちが家を出て行った後の夫婦二人の為の平屋の家を建て直しした方がよいかどうか検討中です。

とりあえず幅の一番小さい最新型の車いすを買って、どこまで家の中で使えるか実験してみます。

生きている間最後までお金がかかることがひしひしと身に染みて分かってくるようになり、老後の悠々自適の生活は、夢という感じです。